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SRSとは:

 





医療機関・医療関係者の皆様

さいたまリウマチ・膠原病サポーターズ(Saitama Rheumatoid Arthritis and Collagen diseases Supporters: SRS)は、さいたま市のリウマチ専門医(日本リウマチ学会認定リウマチ専門医)のネットワーク・グループです。

2021年、さいたま市のリウマチ専門医同士で、話し合いを行い、さいたまリウマチ・膠原病サポーターズ (SRS)が発足しました。

関節リウマチなどのリウマチ性疾患、膠原病、血管炎症候群などの疾患は、軽症から重症まで、さまざまな重症度があります。また、合併症の有無もさまざまです。

軽症の場合でも、基幹病院(大病院)のリウマチ・膠原病科などの専門科に、集中して紹介されることが多くあります。

そのようなことが高頻度にありますと、そのような軽症の方に対応するために、重症の方が、後回しになってしまう可能性があがります。

これは、航空母艦1隻のみの状態で、すべての海上戦闘を引き受ける状態に似ています。

これに対し、航空母艦が、複数の駆逐艦、巡洋艦、戦艦などと、艦隊を組んで、役割分担しますと、海上戦闘効率があがります。

小さい船には、それなりの役割、大きな船は、大きな役割をあてて役割を分担することにより、全体としての効率があがること考えられます。

このようにリウマチ・膠原病診療においても、有機的なネットワークが存在していますと、さいたま市の地域における、リウマチ性疾患の診療レベルの合理性や、迅速性が向上すると考えられます。

軽症の方も、重症の方も、比較的お待たせすることなく、それぞれの施設において、リウマチ専門医が対応させて頂くことをネットワーク設立の趣旨としてます。

A参加 基幹病院


B参加 クリニック







SAS・A参加の基幹病院に  「直接」ではなく
まずは 「SRS・B参加クリニック」にご紹介いただきたい

・リウマトイド因子が陽性だけ、
・抗核抗体が陽性だけ 
・診断がついていない関節痛や関節炎

B参加クリニックにおいて、ご紹介・ご希望の内容にお応えする診療を行います。
診療を行った結果は、紹介元の主治医の先生に、診察させていただいた結果を、診療情報提供書を記載して お返しします。
なお、重症や合併症があるなどの場合は、必要に応じて、基幹病院(3次紹介先)の専門科に紹介します。

このように、比較的軽い内容の診療は、まず、B参加のクリニックにご紹介いただけますと、A参加の基幹病院で、本来の診療内容に専念でき、地域のリウマチ・膠原病診療の効率があがると考えられます。
A参加の基幹病院のご負担、特に「検査値異常者・軽症者に対する対応」を、B参加の施設が、できるだけサポートして軽減したい という点が、SRS設立の大きな趣旨の一つです。

何卒、ご理解・ご協力いただければ幸いに存じます。

                                                            SRS 発足日 2021.7.20